星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

独り言・・。

前から繰り返しているんだけど、作品とは「相性」というものがあるんだから、そもそも万人が同じものを好きになるとは限らないし、「どの作品が好き」という好みの部分は、本来、十人十色で千差万別であるべきだと思う。

作品のどの部分を気に入るかも、その人の人格や個性次第で変わるはずなんだから、「みんなで一緒」に作品を誉めたり、貶したりするのは、そもそもおかしいんじゃないか?

ネットで気味が悪いのは、集団心理が働くのか、みんなで同じ作品を一斉に攻撃したり、逆に応援したりする点。まあ、誰が見ても面白い作品というのは、確かに存在するだろうから、別に誉める分はいいんだけど、攻撃するときは気をつけた方がいいと思う。

駄作は誰が見ても駄作・・・とかなんとか、変な言葉を流行らせていたみたいだけど、私に言わせれば、自分から見てどんなに駄作に見える作品にもファンは必ずいるということを忘れていないか? その人が、どんな理由でその作品を気に入っているかというのは、他人には簡単にはわからない心情があるはずなんだ。

自分が気に入らないという理由で、目に見えないファンを傷つけて平気でいられる集団心理は、ものすごく気味が悪い。

昔だったら、いくら気に入らなくても、早々発信する場所がなかったし、一人で戦うしかなかったはずなんだけど、今はみんなで一斉に攻撃しようとするから、なおさら恐ろしい。

まあ、ネットで気に入らない作品の悪口を言い合って、日頃の憂さを晴らすのも一種の癒しかも知れないし、悪趣味だとは思うが、それも好きずきだと思うのだけど、ほどほどにしておけよ・・・とは言って置いた方がいいんじゃないかという気がする。くれぐれも、やりすぎには注意。