第21話「掟〜女神の抱擁」
ロミオは、モンタギューにつかみかかっている余裕があるんだったら、その勢いで殺しちゃえばよかったのにね、と思いました。さすがにそこまでは無理だったか・・・。むしろ、父親の方が、息子にそうやってやられっぱなしになったまま、反抗しなかった方が気になりました。どしたの? 大公。
ロミオとマキューシオとの対立ももっと盛り上がるかと思ったのに、そうでもなかったのがなんか残念。このまま、小物として終わるのかな? マキューシオ・・・。
結婚式のシーンはよかったと思います。そういうささやかな幸せを守るために、ジュリエットが犠牲になる決意をしたのは、なんだか気持ちがよく伝わるし・・・。
しかし、ジュリエットが犠牲になったあと、確かにネオヴェローナを誰かが率いなければならないわけで、それがロミオの役割なんでしょうか? うーん。その展開もちょっと嫌だな。
ウィリーが、「どんなことがあっても生き抜くのよ。それが私の主人公」という言い方をしていたので、それは原作の「ロミジュリ」とは、ちょっと違うなあ・・・と思いつつ、とすると、ジュリエットはやっぱり助かるんでしょうか?? 先が読めないし、続きも楽しみです。