コミック5.「新世紀エヴァンゲリオン」第12巻 原作:GAINAX 漫画:貞本義行 角川書店エースコミックス
「父と子」というサブタイトルがついている割に、ゲンドウよりもミサトさんの方が印象に残った気がする。
「あなたが進む道は、あなたがひとりであなた自身が決めなさい」
「あなたはもう子供じゃないわ。まわりの大人たちの言うことに振り回されて、甘えたり、駄々をこねたり、殻に閉じこもったりするのは、もう終わりよ。卒業するの」
「怖がらないで、もう一度、自分の意志で一歩を踏み出しなさい」
「誰の力も借りずに答えを探しなさい」
「何のためにここに来たのか、何のためにエヴァに乗っていたのか、何のために今、こうしてここにいるのか」
「あなた自身、これからどうしたいのか」
「そして答えを見つけられたら、必ず、戻ってくるのよ」「約束よ」
ミサトさんのセリフがよかったので、抜き出してみました。よく覚えていないんだけれど、劇場でもこのセリフはあったのだろうか? 別れのキスを含めて、いいシーンだなあ、と思いました。
このシーンの前に、ゲンドウの印象が吹き飛んでしまったんだと、言ってしまえば身も蓋もないんだけれど・・・。
あと、アダムとリリスのことに触れてきてくれたのは助かりました。未だに「エヴァ」の設定のことはよくわからないんだけれど・・・。少しでも説明が入るのは嬉しいです。
順調に面白い。続きを待ちます。次回はまた3年後でしょうか??(前巻が出たのは、2007年だし・・・)