第6話「強豪校への兆戦」
誰かが誰かに従っている。何をするにも、誰かの許可が必要で、決して自分の自由にはならない。それは、監督である戸村先生だって同じで、練習試合を組むこと一つに、校長先生へ頭を下げて、頼む姿が描かれる。
まあ、この場合は、横手二中ほどの実力校が、うちを相手にするわけないと、実力差を示されるわけだけど。
いよいよ、横手のメンバーが出てきた。門脇さん、来た~って感じ。
こちらからお願いしても駄目なら、相手を引きずり出せば良い。どうしても、巧の球と勝負したいと、相手が思ってくれれば・・・。
そういう物語の流れがいいね。こちらから頼むんじゃなくて、実力を見せて、相手の気持を動かす。自分では自信満々の巧が、どこまでやれるか。
「原田、俺は信じんからな! ほんまに自分のやりたいことやって、思うようにやって、それが通用するなんて、信じんからな!」
展西さんのこのセリフが強烈で、印象に残ったので、メモしておく。
のぶにしさんって、展西って書くと、公式サイトで確認した。原作を読んだときには、そんなに印象に残っていないキャラだったけど、アニメだと強烈なインパクトがある。彼のその気持ちが、ものすごくよく分かるからなんだろうなあ。と思った。