星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「あしたのジョー2」第13、14話

第13話「丹下ジムは…不滅です」
第14話「どこにある…ジョーの青春」

大晦日のカーロス戦から一夜明けて、元旦。登場人物が「あけましておめでとうございます」と言っているのを聞くと、やっぱ、この話数を正月3が日に合わせて放映したのは、わざとなのかな〜? と、また思ってくる。誰か、よほど好きな人が日テレにいて、本当は、カーロス戦も大晦日に放映したかったとか? あまりにタイムリーだから。とはいえ、私は録画で見ているから、結局、どうしてもずれるんだけどね。

西の引退パーティは、西が泣くところで、一緒にもらい泣きです。この人は、本当はずっと続けていたかったのか・・・。好きなことを止めなきゃ行けない瞬間というのも、辛いものがあって、身にしみます。男がそうやって泣くところが、またかっこよく見えるんだわ〜。

カーロスが、パンチドランカーで廃人になったと言う話は、もともと知ってはいたんだけれど、こういう形で、ジョーに知らされることになるとは思わなかった。と言うか、もっと先の話なんだと思いこんでいたんだけれど、そうでもなかったんだね。ジョーはいい試合をしたと、そう語っていたのに、やっと、力石の死を乗り越えたと思ったのに、たたみかけるようなこの苦難。痛ましい限りだ。

本当はやさしい人なのに、自分の拳で相手をつぶしてしまったというのは、辛いだろう。カーロスとの試合で感動した矢先に、これじゃ、見ていて、きつい。そこに入ってくるノリちゃんとの会話。「もう、やめたら・・・」の一言が、わりかし、視聴者の気持ちとも一部リンクするのかも知れません。

ラストに「真っ白な灰だけが残る」という例のセリフが来るのも、憎いなあ、と思いました。かっこいいよ〜。よすぎるくらいだよ〜。

順調に面白い。続きもすごく楽しみです。