読書6.「ロボット・イン・ザ・ハウス」 デボラ・インストール 小学館文庫
「ロボット・イン・ザ・ガーデン」続編。前作ラストで、主人公はタングを自分の家に連れ帰ってしまったが、それって、窃盗罪に当たるんじゃないの? という自己突っ込みに対する答え。という感じ。
自作のロボットを奪われたボリンジャーがタングを取り戻しに来ると脅されて、主人公一家がいろいろ頑張ったという話で、基本的にはほのぼの一家の子育て記録になっている。
怒ったりすねたり、自分に都合が悪いと嘘までつくことまで覚えたタングは、もはやロボットという感じがしない。彼のわがままぶりに、かわいいというより、多少なり、イラつく部分もあったりした。とにかく、きれいに終わってめでたしめでたし。よかったね。と思いました。