星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「海辺のカフカ」上巻 村上春樹

読書29.「海辺のカフカ」上巻 村上春樹 新潮文庫

またしても、二つの物語が同時進行で描かれるみたいだけど、これはこの作家の癖なのか? ほかの作品もみんな同じ構成なのか? それとも、私が連続で読んでいる「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」と「1Q84」とこの作品だけが、そういう仕掛けになっているのかな? それこそ、もっと他の作品にも手を広げてみないとわからないけど。

基本的には、15歳の少年の家出物語として読んでいる。こんなに都合よくいくのかね?? という感じもするが、結構、波乱万丈で、いろんなところに移動するみたいだから、どうなるのかな? と思う。

もう一人の主人公であるナカタさんも、同じく、東京から高松へ向かったみたいだし、この二人がどこかで出会うのか? どういう接点があるのか、待ちながら、続きを読んでいきたいと思います。

意外と、接点の説明はないまま、話が終わりそうな予感もあるけどね。