第8話「ワン・マン・フォース」
ナミが死んでしまう・・・というのは、ネットのネタバレで聞いていたんだけれど、まさかこんなあっさりと、さくっと殺されるとは思わなかった。もっと、あがいて、何かやる暇があったのかと思ったら、そうでもないのね。それだけクラマが残酷というか、容赦なく、今度のアマルガムは本気だということなのか。
ただ、せっかく、ウィスパードかもしれないという設定を持ってきたのに、それを生かすことなく、殺しちゃったのが残念。彼女がウィスパードなら、アマルガムだって彼女が欲しいはずなんだが・・・。
今回の物語でやけにリアルなのは、銃弾の痕のつき方で、宗介の走る後を追って、機関銃みたいなのでガガガって撃つと、それに沿って、斜めに銃痕が折れ曲がりながらついていくのが、どうにも本当っぽい。相当、ミリタリー系に詳しい人が、絵コンテとか演出にいるのだろうか? ずいぶんと、生々しく見えるんだけど。
半分死にそうになっているにもかかわらず、あれだけ動いて、クラマを倒した宗介が立派。本当に、この子、めちゃ強いなあ。それでも、その状態で必死に訊くことが、かなめの行方だというあたり、泣かせますよ。そんなにまでして、そんなにまでして、彼女を追いたいのか~って。