星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「パーム32~35 蜘蛛の紋様3~6」 獸木野生

コミック30.「パーム32 蜘蛛の紋様3」 獸木野生 新書館ウィングスコミックス

コミック31.「パーム33 蜘蛛の紋様4」 獸木野生 新書館ウィングスコミックス

コミック32.「パーム34 蜘蛛の紋様5」 獸木野生 新書館ウィングスコミックス

コミック33.「パーム35 蜘蛛の紋様6」 獸木野生 新書館ウィングスコミックス

時間があった勢い、やめられなくて、一気に読んだ。ジェームスの体験を一緒に読むのは辛かったが、その分、早く彼を助けてあげたかった。

逆に言えば、このぐらいつらい経験をしたジェームスでないと、カーターを救うことはできない。ということなんだろうね。カーターを救うには、ジャネットは、あまりに幸せな家庭で育ちすぎていて、彼の気持ちを分かち合うことができない。でも、ジェームスなら・・・というわけで、「あるはずのない海」にやっと、つながった。

あと、最後の刑務所で過ごす日々が、今までになく平穏で、物語にもようやくギャグめいた部分が出てきたので、ちょっと安心した。

最初と最後は、思い切り端折ったような気もするけど、まあ、過去の空白部分は補われたし、未来において、彼らがどうなるのかの部分も、大雑把に説明はあったし、あとは、今やっているシリーズで、ちゃんとカーターの子どもたちの部分までたどり着くのか? エティアスとビダーが出会うところまでたどり着くのか? まだ先が長いような気もするけど、続きを待ちたいと思います。楽しみです。