星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」3-2 J.K.ローリング

読書11.「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」3-2 J.K.ローリング 静山社ハリー・ポッター文庫

ネタバレ全開で書くけど、もう古い作品なので、読みたい人はとっくに読んでいるだろうし、映画も見ているだろうから、いいでしょ。

最初のうちこそ、淡々と読んでいたが、終盤になって、怒涛の展開。ロンの飼っていたネズミに、こんな大それた秘密が隠されているとは思わなかった。ハーマイオニーの飼っていたネコが、ネズミを追い回していたことが、まさかの伏線。ネコのほうが正しかったなどと、誰が気づくだろうと。

人間がネズミになり、狼男になり、犬になる。時間の巻き戻しまで入って、ハリーたちの活躍のもとに、いろんな伏線が回収され、見事なハッピーエンドに物語を導く。

この作者は、いろいろどんでん返しが好きみたいだし、伏線の回収もうまいから、この先にも、どんな秘密が隠されているのかと楽しみにしてます。