読書18.「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」5-3 J.K.ローリング 静山社ハリー・ポッター文庫
やっぱさ、子供にとって、父親は、立派な人であってほしかったというか、ましてや、ハリーにとっては、赤ん坊のときに死んじゃった人で、生きていてほしかったと、ずっと思っていて、父親に似ていると言われて、嬉しかったり、誇らしかったりしていたわけで、それなのに、実はこんな嫌なやつだったと事実をつきつけられて、ちょっとかわいそうで、なんかショックを受けている。
スネイプ先生が、ハリーの父親やシリウスを憎む気持ちもよく分かるけど、それならどうして、ハリーの母親は、あの父親と結婚したのか? って、謎も残るよね。スネイプ先生の記憶の中では悪辣ないじめっ子である父親にも、どこかいいところはあったのだろうか?