星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ナルニア国物語」第1巻 C・S・ルイス

読書22.「ナルニア国物語」第1巻 C・S・ルイス 角川文庫

昔からタイトルだけは知っていたんだけど、読む機会がなくて。今回、新訳版が出たとのことでこの際、読んでみることにしました。

知っていたのは、きょうだいがタンスの中から異世界ナルニア国に行くってことだけだったんだけど、4人の兄弟姉妹だとは思わなかったし、4人一度に入ったわけでもないんだなあ。と思って。まず、末の妹のルーシーが入り、一度戻ってきて、その後、次男のエドモンドが入り、戻ってきて、ようやく、このあと、4人で一緒に行く。異世界と現実世界を行ったり来たりしているのが興味深いな。と思いました。時間の流れ方まで違うみたいだし。

子どもたちが出会う異世界。そこに住む多彩な住人たち。白の魔女とライオンの王アスラン。興味深い設定と、これからどうなるのか気になって、読みふけってしまいました。というか、意外とあっさりと魔女とアスランの決着がついたので、え? これで終わり? と思って、逆にびっくりした。ただ、この世界の秘密はまだまだ後ろ側に色々隠されているみたいなので、続きを読むのが楽しみですよ。次巻を待ちます。