第12話「フレイの選択」
ここでフレイが軍に志願するわけなんだけど、フレイのセリフがあまりにもっともらしくて、本心なのか計算なのかよくわからない。ここでフレイが残るといえば、キラも残らざるを得ないとの計算の上でそのセリフを喋っているのか、意外と本心で、自分もなにか軍のために手伝いたいと思ったのか? 父親のかたきを討つために。それも有り得る話かな? と思わないでもない。
何にせよ、フレイが残ると言い出して、サイも残ると言い出して、サイが残るならトールも残ると言い出して、トールが残るというなら私もとミリアリアが言い出して、最後にカズイがじゃあ僕も残るよ。と言い出す。この順番がわかりやすいなあ。と思う。
で、みんなを残して、自分だけが避難するわけには行かないから、結局、キラも残らざるを得ない。
ただ、キラは、それ以前に十分に迷っていたし、自分にできることがあるならやるべきだという後押しはあったよね。ハルバートン提督とマリュー館長が優しかった分だけ、見捨てることは出来ないという。