最終話「レキの世界 祈り 終章」
・・・終わっちゃったなあ。
あなたを助けようとしてくれた誰かは、きっといたはずだと・・。
そう言う書き方をしてしまうと陳腐に見えるだろうか?
ビジュアル的な部分として、白い服の少女の身体が、どんどん灰色に染まっていき、やがて崩れていくグロテスクなイメージは、この作品にまといつくダークな部分を象徴しているようでしたね。
迫ってくる列車とそれがやがてドロドロした塊になって襲いかかってくるのは、いかにも「悪夢」の世界そのままのよう。
日記に書かれた言葉には泣けました。ええ。素直に感動しました。
第1話に隠されていたエピソードが最終回でそうやって明らかになるわけで、もう一度最初から見直したくなりました。
この作品なら解説本を作りたいなあ・・と思うけど、逆に思い入れがありすぎてうまく書けないかも知れない。下手にうかつなことも書けないしなあ。かえって世界観を壊しちゃいそうで怖い。
とにかく、素晴らしい作品に出会えたことをスタッフのみなさんに感謝します。ありがとうございました!