星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「スパイラル」第6、7巻 城平京・水野英多

■「スパイラル〜推理の絆〜」第6、7巻 作:城平京 画:水野英多 エニックスガンガンコミックス

カノンを見ていると、なぜか里見十九郎が思い浮かぶのは、私だけでしょうか?
アニメの方は見ていないのでわからないけど、彼のセリフは全部岩永さんの声で聞こえるんだよね。(^^);

あいかわらず、レベルの高いマンガです。と言うか、無駄に思えるセリフが一つもなくて、登場人物すべての会話が伏線になっているような気がします。立派だ。こういう物語を作れる人ってすごいなあ・・と思います。
それこそ、神の領域でキャラクターを操っているんですね。さすがです。

【追記】
とは言え、アイズくんが目を覚ますタイミングまで清隆にはお見通しだった・・というのは、さすがに無理があるんじゃないだろうか??
しかし・・読者がそう思うことさえも、この作者にはお見通しで、すべて計算のうちとでも言うつもりだろうか?? うーん?

【補足】
アニメも見たけれど、全然違う声優さんでしたね。>カノン。それでも雰囲気は上手く出ていたと思います。
セリフ回しが原作をちゃんと意識していたようなので感心しました。今のアニメの展開が、アニメオリジナルなのか、8巻以降のコミックス連載分なのかは知りませんが・・。
ちなみに清隆さまが井上和彦だったのには大喜び♪ ・・狙ってますねえ。(^^)

【補足2】
「高い城の男」と言えば、P.K.ディックですね。懐かしいなあ。SF研時代に読んだ覚えがあります。しかし、このタイトルと本編にどんな関係が?? 読んだのも20年近く前だと内容をすっかり忘れちゃっていますね。まったく・・・。(^^);