第8話「ゆううつと、夏のぬけがらの湯」
前回の話数あたりから、物語も本題に入ったという感じでしょうか?
落ち込んでいる主人公の気持ちが非常にわかりやすく、物語に入りやすかったです。ニアに冷たくしてしまった自分。自己嫌悪で、それでなけなしのお金で夕食に大盤振る舞い(といってもコロッケ2個、小魚4匹だけど)。
それでも、ずっと食べないで帰りを待っていたのに、ニアときたら相変わらずで、結局ケンカになってしまって・・。
ニアをネコだと思うと、そのいらだつ気持ちもよくわかるような気もします。
しょせん、あんたには私の気持ちなんかわからないのよ!
ネコに八つ当たりしても仕方がないのにね。(経験有り)
母船から声が聞こえる・・と、夢現のような状態に入るニア。
そのパターンで行けば、今後彼女が行方不明になって心配するまゆ子・・という展開が一般的だけど、さて、どうでしょうか?