星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「タイドライン・ブルー」第2話

第2話「裏切り者」

正統派の海洋冒険ロマンという感じで、深夜に一部の地域だけでひっそりとやるアニメにしてしまうのはもったいないかも? どう見ても、夕方の6時台に10代をターゲットにして放映すべきアニメのように感じるんですけど・・・。

主人公たちの住んでいた村の崩壊。逃げまどう人々の中で、生まれたばかりの赤ん坊と出産直後で弱っている母親を乗せて、必死に台車を押す主人公。岩が飛んできて、台車にかぶせてある板にこつこつ当たるのは恐ろしいよ。せめて、赤ちゃんをもう少ししっかり隠したらどうなんだろう? と、いらぬことを考えてしまった。いや、なんか、当たりそうで心配だったもので。

約束した埠頭で待っていた女性。銃を突きつけるアクションから始まって、主人公の台車の急停車。赤ん坊をとっさに渡されて、表情をくるくると変えたり、「急げ」とばかりに潜水艦の方に飛び乗るときに落っこちそうになってあわてたり、ギリギリで間に合ったり、そういう細かいシーンを作画がきれいに見せてくれたので、なんだか感心した。見事でしたね。

後半に登場してきた戦艦は、なんだか「ジパング」っぽい感じがしたんだけど、彼らは自衛隊のなれの果てなんでしょうか? なんとなく、雰囲気が似ている。モデルにしたと言うことなのかな?

とりあえず、潜水艦に乗り込んだ主人公たちが、これからどこへ向かうのか? 次回の展開を待ちます。続きも楽しみです。