第4話「哀しいキセキ」
・・・これは、言い訳ですね。第1シーズン最終回に対するスタッフの言い訳。いや、私が見ていても、あの最終回に対しては、こりゃやっちゃいけない展開だろう・・・と思ったんだけど、きっと同じことを思った人は多かったと思うし、あるいは抗議の手紙かメールが制作側に大量に届いたのかも知れない。
サクラが祈った程度で、死んだ人が生き返ったりしちゃいけません。それでなくても、昨今の子どもは「生き返り」をマジで信じているらしいので、それは大人としてきっぱり否定しなきゃいけないでしょう。
その展開の言い訳をするために、わざわざもう一度、あの世界にやってきて、先日生き返った人たちをもう一度殺しました・・・と言うだけの展開ですね。気の毒なのは、地の底で眠っていたという怪物。勝手な人間の都合で角を切り取られて、いい迷惑だったと思います。かわいそう・・・。
ただまあ、ラストの空汰と嵐のシーンは、ちょっときれいでしたね。それでごまかされちゃいけないんだけど、まとめの部分としてはよかったんじゃないかという気がします。
しかし・・・。そうしてみると、やっぱあの二人は「X」の方でもう亡くなっているんだろうか?? 一度、「X」を確認してみる必要があるかなあ? 「X」に関しては、原作もアニメ(TV版)も途中で見るのをやめちゃったので、その後どうなったのか知らないんですよね・・・。それだけがちょっと心残り。(劇場版は見ました)
ただ、「ツバサクロニクル」だけを見ている範囲だと、この二人ってどうしても「阪神共和国」のキャラ・・・という印象が強いので、「ぼくたちはこの世界に帰ってきたんだよ」と言いだしたときに、一瞬、「え? じゃあ、ここって、まさか阪神共和国のなれのはて!?」と思っちゃったんだけど、そう思ったのって、本当に私だけだったのでしょうか??(^^);