コミック30.「ツバサ」第2巻 CLAMP 講談社少年マガジンコミックス
とりあえず、原作を読んで、「ツバサクロニクル」のアニメがいかに原作のストーリーを忠実になぞっているか・・・というのは、よくわかった。アニメオリジナルも少しは入っているみたいだけど、基本的にはセリフのほとんどが原作通りみたい。
だからこそ、アニメ化が難しいんだろうなあ・・・という感じがする。漫画で読むと違和感のない展開でも、アニメにすると間が抜けて見えるから不思議だ。
要するに、もともとストーリー自体は単純だし、そんなにたいして入り組んだ話じゃないんだと思うんだよ。原作はそこに妙なギャグを取り入れて、おもしろおかしく見せながら、キーの部分を抑えて、部分的にシリアスにしながらきれいにまとめている感じ。漫画で読んだときに、それがなんかとてもかっこよく見えるのは、やっぱり絵の見せ方が上手いからなんじゃないかという気がする。
思えば、CLAMPの作品は、今までいくつもアニメ化されているけど、アニメがマンガ以上に面白かった例って、実は一つもないんじゃないか? という気がする。まあ、私もすべてのCLAMP作品を読んだり見たりしたわけじゃないし、「CCさくら」なんかはアニメもかなり人気があったみたいだから、唯一の成功例なんじゃないかという気もするけどね。(単に、私が「さくら」のアニメ版をろくに見たことがないだけで・・・)
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