第11話「秘密すぎる花園 」
第12話「大嫌いからはじめよう」
この話数は、リアル放送時に一度見た覚えがあります。それでまあ、女の子たちの友情の部分にちょっと疑問を覚えたんだけれど・・・。
まあ、ネタバレ全開でいけば、女の子たち3人が普通に会話している状況がずっと描かれていて、その友情の欺瞞をリスキーが暴いてしまうという話なんですよね。
「琴音はなあ、鈴子のことがずっと大嫌いだったんだよ!」
言われて、3人の少女たちの会話を聞き直すと、笑いながら会話しているはずの3人だけど、確かに小さなトゲが見えるという構成。
女の子って、親しくなくても、とりあえず、馴れあってベタベタするものだから・・・。笑いながら本音を隠して、しゃべっていると、なかなかその破綻に気づかない。
ただ、鈴子はそれを聞いても動揺しない。
「琴音が私を嫌いでもいいの。だって、私の方は素直な琴音が大好きだから・・・」
物語はそこで終わってしまうんだけれど、放映当時は、それでいいのかな〜? と思ったんだよ。そういう言われ方をしたら、そこで友情は破綻しちゃって、ますます琴音って鈴子を嫌って終わるんじゃないかと思ったんだけれど・・・。
ただまあ、最近は、鈴子の境地がだんだんわかってきたような気がします。万人に好かれることはそもそも不可能だからね。相手が自分を嫌っていてもいいじゃんか。こちらが好きで彼女とつきあっているんだから・・・。
なんにせよ、女の子の友情は難しいと言うことで、そういうことを考えさせられた話でした。