星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「地球へ・・・」第3話

第3話「アタラクシア」

原作や映画版の方は、両親との絆が希薄だったと記憶していたんだけれど、今回のアニメ版は、「家族との思い出」の大切さを訴える方向で来たみたいですね。それが後々まで、ジョミーを支える柱になったことも間違いないのだから、それはそれでいいのかな? と思い直しました。

そういう記憶を持たない人間たち(特にキース)との対比になっていくはずだし、将来的に子供の自然出産を望むミュウ登場への伏線にもなるはずだから。「母と子」をテーマに描きたいんだろうか? という感じがしました。

しかし、両親と再会するかと思いきや、行方不明になっていたとはちょっとフェイント。いったい、どうなってしまったのか? 再登場はあるのか? いろいろ考えることはあるんですけどね。

リオとの交流時間が長かったのは、ちょっとポイントが高かったかな。眼鏡かけているリオが、すてき。あと、ミュウがアタラクシア内部にどうやって進入していたかも丁寧に説明していたのは、わかりやすかったな。リオは、もともと潜入員としての役割を果たしていたのかもしれない。

ラストにジョミーが暴走することは、予想の範囲だったんだけど、リオが置き去りではちょっと気の毒。助けてあげようよ・・・。

私はまた、両親が目の前で殺されるとか、手ひどく裏切られるとか、そういうショックで飛び出すのかと思っていた。もっともっとドラマチックになると勝手に予想していたので、いまひとつ、ぬるかったような気がして、その辺はちょっと残念でしたね。

さて、次回はいよいよソルジャーブルーの見せ場になるはず。楽しみです〜。