星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「宇宙戦士バルディオス」第14、15話

第14話「さらば愛しの妹よ」
第15話「いつわりの平和会議」

昔の作品は、物語の展開がシンプルだなあ、と思いました。その分、つっこみどころは多いんですけど、物語自体に漂っている悲壮感は、結構、辛いものがありますね。

世界連盟の本部で、妹と再会するオリバー。だけど、そこで紹介された妹の恋人は、アルデバロンのアフロディアと通じていた・・・という話。

戦いが膠着状態に陥ったので、和平のための話し合いをすべきだと主張したテレビ局の報道局長。彼女の提案で会議は行われたけど、結果、アルデバロンの罠にはまって、地球側は壊滅的な打撃を受けてしまう・・・という話。

この報道局長がやけに強気な女性だったので、また首藤脚本か〜と思ったら、本当にそうだったので、笑えました。

ただ、責任を感じて自殺しようとした彼女を引き留めたマリンが、「犠牲になった人たちの命は、あんた一人の命で償えるものじゃない」と言ったのは、なんかかっこよかったなあ、と思った。「ほかにするべきことがあるだろう」と続けるのよ。そういうのは、いいなあ、と思いました。