星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「青い文学シリーズ」第1話

人間失格」第一話「鎌倉心中」

原作は未読。タイトルは有名なので、一度読んでみたいとは思っているんだけど、今のところ、機会を逃してます。

名作文学をこんな数話程度でアニメ化なんて、うまくいくのかねえ? と、見る前は、かなり心配でしたが、実際に見たところ、これはさすがのマッドハウスクオリティ。映像も内容も素晴らしく出来がいいじゃありませんか。かなり喜んじゃいましたよ〜。

昭和初期の退廃した空気感を、上手くつかんでいると思います。それでいて、主人公のどこか投げやりな感じと、小畑健の端正なキャラデザと、堺雅人のぼそぼそしゃべりが上手くマッチしていて、本当に見事でした。

原作ファンがどういう評価を下すのかまではわからないんだけれど、未読の自分としては、十分に満足。「人間失格」って、こういう話だったのか〜。へ〜と言う部分では、かなり参考になりました。

このレベルで続くなら、視聴継続してもOKでしょうね。あと、原作も読んでみたいと思いました。これから物語にどういう落ちが待っているのか、続きも楽しみです。次回を待ちます。