星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「装甲騎兵ボトムズ 孤影再び」

見た。見て驚いたのは、これって思いっきり「赫奕たる異端」の続編だったのね。そりゃ、「赫奕たる異端」を見終わったとき、「これって、絶対に続編あるよね?」と言う感想を持ったけれど、その後、「ボトムズ」関係にはなんの動きもなかったし、よほど外したか、「赫奕たる異端」は「ボトムズ」界の黒歴史として、封印されたんだと思っていたよ・・・。

なんで今更、続編? と言うか、まさかそのままの続きだと思ってなかったし、「赫奕たる異端」を見たのって、それこそ、OVA発表当時だから15年以上前の話だし、ストーリーなんかすっかり忘れちゃってて、キャラを見て、「ああ、テイターニア。何となく覚えているわ。いたなあ、こんなキャラ」とかすかに思い出した程度。

この作品単体で見ることも可能と言えば可能だけれど、やっぱりこれを見るなら「赫奕たる異端」を見てからにした方がいいと思います。そうでないと、たぶん、設定ごとわからないか、ついて行けないんじゃないかと、そんな気がするので。

まあ、「赫奕たる異端」がそもそもひどい作品で、当時から非難囂々だったし、こんな結末になるのなら、「ボトムズ」に続編なんかいらなかったよ、ちくしょ〜という声が多かったのも事実なんですけどね。

キリコがとうとう独りぼっちになっちゃったよ〜。どうすんだよ、これから〜と思った分だけ、まさかのゴウト、ココナ、バニラの登場にびっくりした。特に、ココナの声優さんなんか、声を聞いたのって、本当に30年ぶりか? 30年分老けたという設定だから、昔の面影はなくなっていたけど、キリコが彼らの元に返ってきた・・・と言うだけで、なんか嬉しかったな。

ペールゼンファイルズ」ではまるっきりおもちゃの動きに見えたCGのATも、今回は、なんかやけにかっこよく見えたし。洗練されているところがすごいと思った。

近いうちに、「幻影編」を見る予定だったけれど、夫が見せてくれるなら「赫奕たる異端」をもういちど見返すのも悪くないかな、とちょっと思ってます。

装甲騎兵ボトムズ 孤影再び  [Blu-ray]

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