第２０話「暗殺者の帰還」
ライダー＆ウェイバー組も、そろそろまとめに入ったようで、次は彼らの番なのかと思うとちょっと心配。心配というか、どうまとめるのか、楽しみでもあるんですが・・・。
ライダーが、それほどまでに無理をしていたとは初めて知った。自分からいくらでも魔力を吸収していいと、寝袋に丸まっているウェイバーくんがかわいかったな。少なくとも、これでライダーの死亡フラグは立ったように思ったんだけれど、ラストの急展開ではちょっと驚いた。え？ なんでライダーが？ それとも、あれは偽物でしょうか？
アイリスフィールもそろそろ死にかかっているし、切嗣が求めている理想というのがなんなのか、私にも今ひとつ不明なんだけれど、彼ら両親が、二人とも、二人が必死になって守ろうとしているのは娘。彼らの娘イリヤのために、この負の連鎖を断ち切ろうとして必死になっている、その想いだけはよく伝わった。伝わる分だけ、泣きそうな気分になる。この悲劇を終わらせるためなら、どんなことでもすると。
ちょっとずれるかも知れないけど、ライダーのセイバーへの思いも、どこかそういう父親から娘への愛情のようなものを感じる。これは、親から子へのメッセージなんだって、そんな風にまで思うのは、深読みしすぎかも知れないんだけど。
気になるところで引いてきたので、続きもすごく楽しみです。次回を待ちます。
