福島県前知事の書いた苦闘の記録。福島県民の安心と安全のために、情報をごまかさずにきちんと公開して欲しい。国の原子力政策は一度立ち止まって見直した方がいいのではないか? と訴えただけなのに、それだけのことがいかに難しいか。
まさに今、私らが望んでいる通りのことをこの知事はずっと前から、必死の思いで訴え続けてきたんだなあ。と思った。彼の言っていることは正論だと思うのに、東電はそれを拒み続ける。東電の後側にいる経産省の問題点が、きちんと検証されていて、非常に読み応えのある本でした。オススメです。
- 作者: 佐藤栄佐久
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2011/06/23
- メディア: 新書
- 購入: 6人 クリック: 189回
- この商品を含むブログ (180件) を見る