第2話「運命の出会い」
順調に面白い。逃亡中の王様、生半可な人物じゃないというのが言葉と態度から見て取れる。そこが巧いと思った。
子供がいるから見逃してくれと、命乞いをした追っ手を切り捨てるときのセリフがよかった。「お前の罪と、子供は無関係だ」と。主人公は子供のことを考えてひるんだのに、王様、容赦ないわ。だが、そこがいいんだねえ、このキャラ。
今時、珍しいくらいの単細胞主人公に、切れ者の王様が横について、この二人で物語がすすんでいくとは、ずいぶんとまあ、正統派の物語っぽい。この組み合わせは、結構、萌えます。
追っ手に囲まれて、追い詰められたところで続くになったから、次回もすごく楽しみです。続きを待ちます。