コミック12.「機動戦士ガンダムUC バンデシネ」第1巻 ストーリー:福井晴敏 コミカライズ:大森倖三 角川コミックス・エース
原作小説は全巻既読。アニメ版も、出ているだけ全部(現在6巻まで)見てます。
原作小説を最後まで読み終えた今となっては、もう今更・・・という感じもするんですけど、このコミックスは、まだ原作に対して愛があった頃に、ブックオフで3巻までまとめ買いしてしまったもので、ずっと積んであったのを、今、消化しているところです。
基本的には、原作通りの内容ですけど、ところどころに変更があって、一番大きいのは、RXー0の機動実験で、パイロットがNTーDの発動に耐えられずに、死亡するというシーンが入っていることかな? と思いました。相手をしていたMSのパイロットも、4人全員殺されちゃって、ユニコーンによる死亡者が出ていると言うことです。このシーンは、小説版にもアニメ版にもなかったように記憶してます。
あと、私が原作小説でダメだと思ったシーンだけれど、初めてバナージに会ったミネバが、コロニービルダーに行きたいとバナージに頼んで、彼が断ると、「意気地のない人」と捨て台詞を吐いて、とっとと行っちゃう部分が、カットされてます。助けてもらっておいて、これはないだろう? と、小説を読みながら思ったけど、コミック版でもちゃんと変更されていて、バナージは、ミネバを断らなかったし、ミネバもそんなひどいセリフを吐いたりしません。アニメ版にも、そのシーンはないけれど、そう言う細かいところ、原作のこのシーンはちょっとダメだろ? と感じたところを、丁寧に直してある形です。
その上で、アニメでは尺の関係で(?)カットされただろうと思われる部分もちゃんと入っていて、コミック版が一番、完全版に近いんじゃなかろうかと、ちょっと思ってます。
絵もきれいだし、序盤だから話も面白い。なにより、ミネバのいやみったらしい部分が消えて、少し可愛くなっているのがいい。
このまま、このコミック版が、原作をどこまで準拠しながら進むのかは知りませんけど、少なくとも、1巻を読む限りは、悪くない変更の仕方をしながら進んでいるような気もします。これなら続きを期待してもいいかな? とちょっと思いました。

機動戦士ガンダムUC バンデシネ (1) (角川コミックス・エース 146-12)
- 作者: 大森 倖三,サンライズ
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/07/26
- メディア: コミック
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