コミック41.「王妃マルゴ」第3巻 萩尾望都 集英社愛蔵版コミックス
アンジュー公アンリは、マルゴの味方になる人だと思っていたのに、意外と逆かな? この人が敵に回るのか?
この展開を見て、マルゴに裏切られたと思いこんでいるギーズがちょっと気の毒にも見えてきた。
教会の神父の台詞が印象に残りました。
「あなたは若くてお美しい。その罪を自覚しておられますか」
「・・・若い女であることが罪ですか・・・?」
「もちろん、そうです。男に笑いかけ、甘えるように話しかける」「若い女が男の欲望を刺激して、誘惑することが罪でなくてなんでしょう!」
「神父さま、女が怖いのですか?」
「女は罪人だ!」
この男女差別の意識がすさまじいなあ。という感じがするが、男の身勝手さを突き詰めれば、そういうことになるんだろうなあ。とも思う。
- 作者: 萩尾望都
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2015/01/23
- メディア: コミック
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