星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「うしおととら」第6話

第6話「あやかしの海」

OVAの第2期を見たのか見ていないのか覚えてなかったけど、とらが海の上で寝そべっているシーンで大塚さんの声を聞いた覚えがあるので、やっぱり、見ているんだと思う。第1期はビデオを自分で買ったけど、第2期は後追いでレンタルで借りたから、印象が薄いのかもしれない。

で、TV版の感想だけれど、これはもう、仕方がない範囲として、展開が非常に早い。昔のOVAでは、前後編で描かれた話を30分に詰め込んでいるんだから、余裕が無いんだと思う。物語に余韻も何もないなあ。と思ってみていたが、うまいと思うのは、やっぱり、麻子役の声優さんだろう。

彼女の言葉だけ何故か、妙に胸に響く。ちゃんと心情が伝わって、怖いけど、頑張るって、そういう励ましがちゃんと通じる。

それに比べると、やっぱり、潮ととらの演技が弱いなあ。ついでに言うけど、海座頭もあんまりうまいと思わなかった。

とらと海座頭は妖怪なんだから、もっとおどろおどろしい感じがほしいんだけど、なんだかさばさばと会話して、とっとと物語が進んでいく。そこは、やっぱり、尺が足りないせいなのだろうかとも、ちょっと思う。

それより、やっぱり、もっと潮役の声優さんは、頑張って、熱く演技してほしいと思う。あいかわらず、潮の言葉には、力強さが足りなくて、どうも説得力がない。いいセリフを喋っているんだから、もっと気持ちが伝わってほしいんだけど・・・。

見ているこっちが慣れるしかないのか。あるいは、話数が進めば、もっとこなれてくるのか。もうしばらく、様子見ですね。次回を待ちます。