星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「12万円で世界を歩く」 下川裕治

読書20.「12万円で世界を歩く」 下川裕治 朝日文庫

下川裕治さんのデビュー作。旅行記作家になった、これがきっかけだったというが、12万円の予算でどこまでいけるかという、テレビなんかでも芸人がやらされている企画ものだったのか。とはいえ、貧乏旅行でないと、見えない世界もある。という部分には納得する。

最近の作品しか読んでなかったので、もっぱら東南アジアメインの人だと思っていたけど、最初のころは、アメリカを横断してみたり、アラスカに行ったり、ヒマラヤ登山にチャレンジしていたりする。いろいろ挑戦的で、大変な苦労話も無責任な読者としては、素直に面白いと思う。