映画3.エリック・カズ監督 「小さなバイキングビッケ」(2020・ドイツ、フランス、ベルギー)
アマゾンプライムビデオでの配信が、そろそろ終了ということで、慌てて視聴。吹替版で見ました。面白かったです。
原作は未読ですが、昔のアニメ版を子供の頃に見て、好きでした。内容は殆どおぼえてないですけど。
だから、ビッケが鼻の下をこすって、「そうだ! この手で行こう!」などと言い出すのが、昔のアニメ版から来ているのか、この作品のオリジナルなのかはわからないんだけど、ケンカぐもが出てきたり、足を素早く動かすシーンが線で描かれた渦巻き模様になったりするのは、どことなく、日本の漫画チックで、古い形のギャグ表現に見えました。
日本の漫画やアニメからかなり影響を受けているのは間違いないでしょう。それでいて、ちゃんと今風のCGアニメになっている。こういうのは、日本で作れなきゃだめなんだろうな。と思う一方で、海外の人達が、それを引き継いでいるのがすごいな。と、なんとなく、思いました。
【追記】
思い出したんだけど、ケンカぐもとか足が渦巻きになったりするギャグ表現って、「トムとジェリー」とかにもあったっけ? と思って。そうなると、この表現って、別に日本発祥でもないのかな? 結局、元は、アメリカなんだろうか? と、思いました。