読書27.「ナルニア国物語」第5巻 C・S・ルイス 角川文庫
無謀と呼ぶことも確かにできるが、友達を助けるためにライオンに立ち向かった主人公の勇気に感動した。とっさの判断でそれができるか? それができたシャスタには、確かに王になる資格があったんだろうと思う。あるいは、シャスタのその資質を見抜いたからこそ、アスランも助けたのか。
人間はつい自分の都合のいい方向に行くように神に祈るが、神が与えるのは試練である。という解説が印象に残る。それを乗り越えられるかどうか、そこで成長することができるかどうかは、本人次第。ということなんだろうね。