星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「星界の戦旗?」第1,2,3話

第1話「狩人作戦」
第2話「流刑の星」
第3話「移民計画」

今さらだけど、遅ればせながらやっと見ました。いやあ、バースロイルの面々が懐かしい〜。
しかし、こうして改めて見ると、本当にこの作品ってスペオペらしいスペオペだったんだなあ・・という感じがします。いや、なんとなくだけど・・。
宇宙に色々惑星があって、そのうちのひとつずつに主人公たちがおりていく・・みたいな冒険劇みたいでさ。今回の惑星は「流刑地」ですってあたりが、それっぽい。(^^);(スペースオペラに何か誤解があるでしょうか・・・??)

それにしても長岡さんの絵コンテはいいなあ。なんというか、的をはずさないよね。変な風に奇をてらった派手な演出をするわけでもないけど、見せ方が自然で、このセリフのこのタイミングでこの角度からこの光景を写すか・・ってのが見ていて心地よいんだ。

物語としては、原作を先に読んじゃったせいでラストのオチまで知っているのが残念と言えば残念。ジントが最後にどうなるのかわかっていると、「さよなら、ラフィール」の言葉の意味合いも違って見えると思うので・・。

それにしても見事なまでに原作のイメージ通りに作ってあるよなあ。キャラクターの会話の間合いの取り方も小説を読んだときとまったく違和感がない。たまたま「星界」シリーズという題材と原作の大ファンだというスタッフの相性がよかったのかも知れないけど、なかなかここまで見事にアニメ化に成功した例も少ないのではないだろうか。
十二国記」や「戦闘妖精雪風」にも見習って欲しいものだが・・。やっぱ、難しいのだろうか・・・。