星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「京極夏彦 巷説百物語」第12、最終話

第12話「死神或いは七人みさき・前編」
最終話「死神或いは七人みさき・後編」

うーん。やっぱ、前にも書いたとおり、この作品は映像としての実験的な見せ方は面白いけど、ストーリーの方は今ひとつだね。明かされた黒幕の正体とか、燃え落ちる城とか、あまりに新鮮味のない展開で最後の方はかなり白けてしまった。特に京極亭の扱いは安っぽすぎる。もう少し、裏がある謎の存在でいて欲しかったのに・・。

もうちょっと内容をひねって欲しかったが・・。原作はどうなんだろう? こんなにストレートな話なんだろうか? 機会があったら、読んで比べてみたいが、宿題が多いのでなかなか手が出ないのも正直なところ・・。難しいね。