星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「フタコイ オルタナティブ」第2話

第2話「ノーネーム・デイ」

いやあ、恋太郎、サイコーです♪ 父子そろって、めちゃかっこよかった!! 大喜び♪

なんというか、恋太郎はあんまりヘタレには見えないね。お金はないかも知れないけど、まだ若いのにしっかりしたお兄さん・・・という印象を受けるよ。

特にニコタマの住民との交流がよかった。あの町は、東京とは思えないぐらい住民同士がニコニコと語り合っていて、雰囲気がとてもよい。
だからこそ、「このニコタマが好きだから」「守らなければならないものがある」という気持ちにつながっていくんだろう。

恋太郎は、自分で「俺はまだまだダメだけど・・・」という自分を自覚しているし、それでも近づきたい人がいる! と父親へのあこがれを語っていく。

何故にイカなのかはわからん。そういう飛んじゃっているギャグが大笑いだったけど、危機的な状況を迎えて、「お前ならどうする?」と突きつけてきたメッセージは、笑いながらもまじめに受け止めなければならないテーマかな・・・と思いました。

「息子よ! 舵は任せた!」と「初めて惚れたぞ、俺の息子よ!」のセリフがお気に入り♪ いやあ、お父さん、かっこいいわあ。(^^)♪ 確かにあのお父さんが目標なら、息子が自分はまだまだダメだと沈んじゃっているのもわかる気がする。とは言え、女二人を小脇に抱いて寝ている姿は、妙に男っぽくて、ステキなんですよ>恋太郎。

一方で、女の子たちのキャラクターもよくできてますよね。電話に出たものの相手の名前を聞き損ねて、「訊いたんだけど言ってくれなかったんだもん!」「私のせい・・」と必要以上に気にしている双樹ちゃんの気持ちが心情的に一番わかりやすいかな? これってすごくありがちで・・。(^^);

あと、料理当番で、うまく料理できない沙羅ちゃんの涙目もよかった。
で、そういう女の子たちに対して、「よーしよし、泣きたいだけ泣け。哀しみが果てるまで泣け」と言ってくれる恋太郎が、いい人だなあ・・・と思えて好きだ。包容力があるよなあ。

たぶん、恋太郎や女の子たちが今の状況にまでくるためには過去に色々な経験の積み重ねがあったんだろうなあ・・・と思わせてくれます。少しだけ入った2年前のオレ・・・双子との出会いは、ずいぶんイメージ的に暗かったので・・・。彼女たちとの交流が彼を変えたのだろうか?

次回も楽しみです。6話まで補完できたので、そのうちじっくり見ていきたいと思います。