星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「冬のソナタ」第13話

第13話「追憶」

前回で「10年前の真実」が明らかになり、今回はその理由も明らかにされた。「ミニョンという息子を得て、私は救われたの」というお母さんの気持ちはちょっと切なかったね。

ユジンが指摘した通り、そういえば、チュンサンはちっとも笑わない暗い子だったけど、ミニョンはすぐに明るい笑顔を見せる。それがふたりの決定的な違いだったんだけど、それはふたりの持っている「記憶の差」だったんだね。

あんなに明るかった人でも、暗い過去を知っちゃうとチュンサンと同じ表情になるから。そこら辺の切り替えはペ・ヨンジュンの演技が上手かったなあ・・・と思いました。また、あんなに泣きそうな顔をしていたくせに、後半にもう一度笑顔を見せるところが、また哀しい。

「秘密」を知っている人と、知らない人が入り乱れて、ユジンにそれを知らせまいとウソをついたり、邪魔したり、うっかり昔話からばれそうになったり、なんだか、焦らせるだけ焦らしている展開が面白い。

「早く真実を知って欲しい」とこちらに思わせておいて、なかなかうまくいかないすれ違いになってしまうところが、見せますね。これじゃやっぱり続きが気になってしまう。

ふたりが知らずにすれ違っていく、学校の描写は面白かったです。