星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「その時歴史が動いた」第229回

第229回「シリーズ終戦60年 戦艦大和の悲劇 〜大艦巨砲時代、時代に敗れる〜」

戦艦大和の形状を見ると、どうしても、「宇宙戦艦ヤマト」の方を思い出してしまうのは、世代故かな? どうしても「波動砲がついていないよ〜」とか思ってしまう。(^^);

とは言え、改めて番組を見て気づいたこととしては、昔、松本零士が「キャプテンハーロック」あたりで言わせていた

「男には、負けるとわかっていても、戦わねばならないときがある」

というセリフは、元をたどれば、帝国海軍の軍人の発想だったのかな〜? ということだ。どうしても、沈んでしまった大和のイメージと、ハーロックのセリフが被さって聞こえる。負けるとわかっていたのに、それでも戦ったのかな〜と思って・・・。

それとも、それでも負けるとは思っていなかったのだろうか・・・?

戦後世代の感覚としては、歴史に疎いので、そこら辺はよくわからない。
よくもまあ、大国アメリカ相手に戦争なんかしかけたもんだなあ・・・と思って、無謀すぎないか? という気分になるんだけど、当時の大人たちはどう思っていたのだろう?

当時の技術の粋を集めた大和でも、空からの攻撃にはかなわなかった・・・ということで、時代の流れに負けた戦艦として語られているんだけど、3000人もそこに乗っていて、対抗もできずに散っていったのはやはり、悲しい。

そうなるとやはり、必要なのは、時代の流れをきちんと見据える目を持つことなんだろうなあ。と、思う。
そういう意味でも、歴史の流れをきちんと勉強した上で、現在の世界の動きをちゃんと見ていく必要があると思う。そう思って、いろいろやろうと思っているんだけど、私じゃなかなかうまくいかないや。まあ、これからも機会があればそういう勉強をしていきたいと思ってはいるんですけどね。