星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「X−エックス」第2、3話

第2話「夢見 - A NIGHTMARE」
第3話「約束 - A PLEDGE」

順調に面白いです。「X」と言えば、とにかく展開が遅い・・・という印象が強かったんだけど、そうでもなく、なんか次々と登場人物たちが神威に絡み、それぞれに超能力合戦を繰り広げているのがなかなか見応えがあります。

CLAMP版の「幻魔大戦」だなあ・・・という印象があったんだけど、それでも大量に出てくるすべてのキャラがちゃんとCLAMPしているところが、やっぱりさすがです。ちゃんとそれぞれのキャラのクセが書き分けられているしね。これだけ大量のキャラを一気に動かすのって、なかなか出来そうで出来ないし、結構、難しいと思うんだけど・・・。

「地の龍」側のキャラも少しずつ登場してきて、「天の龍」のメンバーと絡んできました。いろんな形の能力者たちがいるんだけれど、その中でも、やっぱ関西弁を話す空汰の存在は、目立ちますね。結構、美味しい役回りだし・・・。

結界を張って、異空間が登場してくるシーンはきれいでした。その結界を易々と破って、封真が自転車で侵入してくるシーンもなかなか。

それにしても、封真の神威に対するかまい方は、さすがにちょっとホモホモしてて、やりすぎじゃないかと思いました。妹を助けてもらって感謝しているのは分かるんだけど、だからといって、「今度は俺がお前を守る」と約束しているのは、なんかちょっと別の意味で変。諏訪部順一のホモくさい声があやしすぎるよ。まあ、これは多分に腐女子ファンサービスが入っているんだろうけどね。

自分的には、ここまでやっちゃうとやりすぎに見えて、かなり引くんですが・・・。(^^); いずれ、この二人が戦うことになるんだろうなあ・・・という予感は入っているので、その点、続きも楽しみです。