星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ロミオxジュリエット」第8話

第8話「甘え〜正義とは」

ロミオとジュリエット、および、ペンヴォーリオのような、何も知らない若者層を「子供」と呼ぶなら、過去のことをいろいろ知っていて、戦っている連中のことは「大人」として対比させているんだろうなあ、と思った。

そういう意味では、何も知らない故の甘ちゃんぶりを見せる「子供たち」の姿が痛い。特にペンヴォーリオは、貴族の屋敷にいたときにはロミオよりもよほど「わかっている友達」に見えたはずなのに、町中に放り出されたとたん、頼りなさが炸裂しちゃって・・・。

「このくらい、別にいいよな」という甘さが、後々、悪い方向に向かいそうで、とても心配になります。二人で会っているシーンなんか、こんなに堂々と町中で会って、喋っていていいのか? と思ったけれど、それを嘲笑するかのように「どこにでも目はある」とティボルトに言わせている。

この調子だと、ロミオとジュリエットが町中でキスしていたことぐらい、あっという間に双方の上部に噂として届きそう。

知っていて、ジュリエットの前に神父を差し出したティボルト。彼女がどうするのか試したと言うが、最終的に抱きしめちゃって、まあああ、心憎い役所だ。それも計算の上だな?? こいつぅ〜。そういう真っ黒いところが、かっこいいと思います。

このままだと、純白のロミオは負けちゃいそうですね。がんばれ、ロミオ! 負けるな、ロミオ! という感じで、続きも楽しみです♪