星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「機動戦士Zガンダム」第49、50話

第49話「生命散って」
第50話「宇宙を駆ける」

犠牲者。
カツ、ヘンケン艦長含むラーディッシュの人たち、レコア、ジェリド、エマ、シロッコ

生死不明者。(後続の作品にて生存確認)
ヤザン、クワトロ大尉。

カツは、ヤザンに殺されたと言うより、前方不注意のうっかりミスで死んだような感じだったな。

エマさんを守ろうと盾になって沈んだラーディッシュ。エマさんを見殺しには出来ないとしたクルーたちの気持ちはよく伝わりました。彼らはみんな、ヘンケン艦長とエマさんが好きだったんでしょうね。

レコアさんを殺したのは、エマさん。最後に激突する女同士の戦いは、見ごたえがあった。レコアさんの言い分を女のわがままと受け取ることも可能だと思うけれど、気丈なレコアさんをそこまで傷つけたのは、誰だったんだろうと考えてしまう。気持ち的には、ファにシンクロするな。

ジェリドは、最後までカミーユともめてましたけれど、「おれは人殺しじゃない!」とカミーユが叫ぶのを聞いていたら、彼には自覚がなかったのか・・・と思いました。しかし、ジェリドを完全に殺したのはカミーユだよね。カミーユを壊すためにジェリドが用意されていたような感じかな。

ヤザン、ここで死んでるんじゃない??」と夫に尋ねたら、「よく見てみろ。ちゃんと脱出しているんだよ」と答えたので、巻き戻して再確認。
本当だ・・・。ギリギリで脱出ポッドみたいなのが飛び出しているよ。それこそ、よくよく見ないと気づかない演出でした。さすがにしぶといな、ヤザン。そういう細かいところに感心。

シロッコハマーンとクワトロ大尉の三つどもえの戦いは、何をやっているんだ?? という気分で見守りました。クワトロ大尉と最後の決着をつけたかったハマーンの気持ちはわかるとしても、シロッコまでMSを降りる必要はなかったんじゃないだろうか? 彼はあのまま、素直にコロニーレーザーの破壊に努めるべきだったんじゃないの? そうすれば、ティターンズ艦隊、やられずにすんだのにさ。
一方で、戦闘の最中にいきなり艦に戻っているハマーンに苦笑。いくら何でも無理がある。

何も出来ずに終わってしまう、クワトロ大尉の役立たずぶりもどうかと思ったけれど、子供に戻ってしまうカミーユの狂い方もちょっと唐突すぎて、困惑。ここまでいきなりだったとは、さすがに無茶。尺の関係?

「戦争を遊びにしちゃいけない」というメッセージが、印象に残りました。