星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「マクロスF」第5話

第5話「スター・デイト」

順調に面白いです。マクロス船団内部の生活風景を丁寧に描写してくれたところが感動でした。「マクロス7」の時には、今ひとつ、そういう部分がわかりにくかったしね。

特に農業プラントで、ゼントランの人々が農作業をしているところがすごいなあ、と思った。確かに食料品なら大きい方がいいかもしれないしね。「巨人の国ね」とシェリルがメルヘンしているところがなにげに女の子っぽい感じがした。

バジュラが生物兵器という設定は、なんとなくこの間読んだ「ナウシカ」風味という感じもしたかな? まあ、元ネタはいろいろあるんでしょうけど。

「お子様は嫌いなんだが・・・」と言いながら、ランカにつきあっていたミシェルが、いい加減にしろとばかりにランカを叱ったところは、ちょっと好印象。この場合は、彼の言い分の方が正しいし、「君はここで歌えるのか?」「本当に歌手になりたいの?」と試練を与えてきたところは、なんか緊張したよ。

とは言え、その後の彼女が歌って、あっさりとみんなが集まってきたところは、ちょっと上手く行き過ぎかな〜と言う気もちょっとしましたけどね。歌っても、誰も見向きもしてくれない・・・というのが、まず普通だろうという気もするし、「マクロス7」だとバサラがそんな感じだったから、そっちの方が納得いくんですけど・・・。

この場合は、尺がないから、さくさく進みましょうという感じかな? 歌っても、なかなかわかってもらえなくて、でも、続けていたら少しずつファンがついてきた・・・と言う流れの方が好きなんだけれど、そこまで悠長な展開にはしていられないのかもしれない。

やりたいと本気で思っている人は、誰に言われなくても、自分で自然に始めるものだよ・・・というのは、本当だろうなあ、と思いました。

シェリルの帰る場所、ギャラクシーが襲撃されたという設定も出してきたから、続きの展開も楽しみです。次回を待ちます。