星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「母をたずねて三千里」第48話

第48話「ロバよ 死なないで」

いやあ、サブタイトルがタイトルだから、「ロバが死ぬんだなあ」とは何となく思っていたんだけれど、この土壇場に来て、いきなり殺すこともないだろうに・・・と、ちょっと憤慨中というか。せっかく、牛車の頭領がくれたのにさ。マルコが「ぼくが無理に歩かせたせいだ」と言って、泣いてましたが、この場合、仕方がないじゃないか。

何も、殺さなくても。ツクマンまでロバと一緒に行かせてあげればよかったのに、それとも何か? 最後はやっぱりマルコを歩かせたかったと言うことなのかな〜。まあ、その方が、感動的にはなるよねえ。いや、しかし、でも・・・。と、ちょっと割り切れない感じは残りました。

何もない荒野の1本道をたんたんと進んでますけど、地平線から太陽が昇って、また沈んでいく風景というのもいいなあ、と思いました。あと、ロバが死ぬときに、キャラクターの影が夕日に長く伸びている感じもいいなあ、と思いました。いよいよ最期なんだ、という感じは出るよね。

道の途中で立ち寄った家のおじさんが親切だったところで、感動してました。いい人が相手でよかったね、と思った。

とにかく、ロバが死んじゃったから、この先どうなるのか、次回を待ちます。ここから先は、もう歩くしかないんだろうねえ。お金も食べ物も尽きてきたみたいだから、さて、どうするのか?? 上手く引っ張るのに、成功していると思います。