星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「こばと。」第6話

第6話「・・・小さなかくれんぼ。」

地味に普通に面白い。やっぱ、この作品は、「カードキャプターさくら」と同じで、基本的には、一般ファミリー層を狙って作られているんだなあ、と感じる。保育園児とかくれんぼに興じるこばとちゃんとか見ていると、ターゲット層は、そう言う子供達とその親なんだろうなあ、という気がするし・・・。

あんまりオタク向けという感じがしない。と言うか、今のオタク向けのアニメって、逆に言えば、どこか普通の作品とは乖離しちゃっている部分があるから、こういう普通に見える作品は、どこか古くさく感じるのかも知れないなあ、と思ったよ。良くも悪くも、昔ながらの普通のアニメなんだって、そう感じる。

なんだかいろいろいおりょぎさんの昔なじみが出てきましたが、一体、彼らの本当の姿って、どんな感じだったんでしょうねえ。「姿を変えられてしまった」という話だけ出てくるので、気になります。ぬいぐるみと熊さんで、物騒な会話だけしているのが、なんだかアンバランスで面白かった。

こばとちゃんのほうは、普通に子供達との日常を描いていて、四つ葉のクローバーを見つけるいい話で終わった。みんなで記念写真とか撮っているのを見ると、「あのころは楽しかったね」みたいな回想で後に使われるんじゃないかという不穏な感じもしますね。これから、試練が待ち受けているぞ〜みたいな予感。

いろいろ物語も影の方で動いているみたいなので、そう単純に「みんなをいやして差し上げます」という話だけではなさそう。そう言う部分に期待して、次回を待ちます。