第14話「・・・黄昏の探しもの。」
いも泥棒の少年と、彼のかつて住んでいた家を探す話。少年役にくまいもとこさん登場。小狼というか、吾郎くんというか、そんな感じに聞こえたけれど、NHKではなにげに、くまいさんを使うなあ、と思った。しかし、涙目で「だって、じいちゃんは、意地悪なんだもん」といじけていたときよりも、なぐられて「何すんだよ!」と怒鳴ったときの方が、なんか様になっていると思えるのは、声のせいだろうか? そっちのほうが、くまいさんのイメージなんだよな〜。
じいちゃん役は、広瀬正志さんなんだけれど、なんかすっかりじいちゃん役が様になっていて、往年のランバ・ラルも歳を取ったなあ、と言う気分になった。まあ、それでも、こういう昔ながらの声優さんが、ちょこちょこ出てきてくれるのは嬉しいですよ。
お話としては、やっぱり藤本さんがなにげにいい人。何のかんの言いながら、きっちり少年とつきあって、家を見つけて、話も聞いてあげたあたりに好感が持てます。掛けられた服の暖かみもいい。いい話でした。
順調に面白い。続きも楽しみです。