第4話「実戦のコクピット」
こうしてみると、クリンの若さゆえの甘さ、お坊ちゃんぶりが非常によく出ていて、見ていても危なっかしいのなんのって。大丈夫か? この子・・・って感じがするし、その一方で、現実の厳しさをよくわきまえているロッキーの大人ぶりが素晴らしい。さらに言えば、大人たちの方も、なんだか含みを持たせた会話をしていて、腹の探り合いみたいなことをやっているし、その対比が非常にいい。
この作品を中学生の時に見ていても、そういうのはわからなかったかもしれないから、そろそろ50代も半ばになった今、改めて見たほうが、その深みがわかるってものかもしれない。
非常によくできています。こういうドラマは、今、見ても違和感がない。面白いです。