読書32.「ツバメの谷」上巻 アーサー・ランサム 岩波少年文庫
前作から1年後。再び、夏休みがやってきた。4人の兄妹は、去年と同様に無人島でキャンプするつもりだったけど、ツバメ号が座礁して、壊れてしまう。え? どうなるの? どうするの? と、彼らと一緒に原野を探検して、谷を見つけたり、橋をくぐったり、滝を見つけたり、洞穴を見つけたり、新しいキャンプ地でテントを張り、釣りをして、楽しませてもらいました。アウトドアの醍醐味を感じさせてくれて、いい作品です。
登場する大人たちが、子どもたちのよき理解者で、彼らだけの生活に協力的で、本当に素晴らしい。若干1名、協力的じゃない大人も登場したけど、それはそれで、現実味もあるってもんです。