第２４話「南海に咲く兄弟愛」
変なギャグこそなくなったけど、やっぱりつまらないです。改めて見ると、富野作品における、おじさんたちの戦闘説明ゼリフがかなりうっとうしい。こんなに説明ばかりしていたっけ？？ という感じ。
出力が最大だろうがどうだろうか、それをどう受け止めようとするかなんて、こちらは全く興味がないので、そんな会話をいちいちしなくてもいいのになあ・・・と思う。
単純に比べるのもなんだけど、「ＳＥＥＤ」がそういう会話をいっさい省いて、だからこそ一般層の視聴に耐えたんだというのがよくわかります。「ＳＥＥＤ」の方がはるかに面白いと感じるので・・・。マニアックな人たちにはこういう富野ゼリフの方がいいんだろうけど、そういうのがどうでもいい人間としては単純にうっとうしいだけです。その好みの差が、ガンオタにおける「ＳＥＥＤ」批判に一部繋がるんだろうか？ と思いました。
それとも、単にこの回が面白くないだけかな？
妹を追っているジュドーとしては、戦争の中で生きているアフリカの兄妹の中に自分とリィナを重ねてしまうんだろうけど。民間人を戦争に誘ったのはアーガマだって同じじゃないか。リィナは確か、むしろジュドーにアーガマに乗れと勧めていたくらいだし。それを今更否定するなんて、ストーリーに矛盾を感じてしまう。
プルとジュドーはニュータイプとして引き合ってるんだね。それをきちんと見せてきた。ジュドーにべたっとひっついているプルは少々うざいけど、このキャラクター陣の中では確かに一番かわいいです。昔のアニメの中に、一人だけ最近のに近い萌えキャラが混じっているようだ。（苦笑）
