星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

コラム1 アニメ業界のために、ファンができること。

私が考えるに、何かしようと思うのなら、アニメファンを増やせ!! というのが、結論ではないかと思う。自分の周りにいる人間にアニメのすばらしさ、面白さを伝えて、理解者を増やし、みんなでこの問題を考えよう! という方向に持っていくべきだ。

理解者が増えれば、アニメのDVDを買う人口も増えるから、自然に値段も下がるはずだ・・・と思うんだけど、このあたりは経済学的にどうなのか無知な自分には自信がない。うかつに値下げを要求すると、どこかでねじが狂うのかも知れないし、だれか一番下で悲鳴をあげる羽目になるのかも知れない。

それはさすがに申し訳ないので、個人個人のアニメファンがやるべきは、まず自分の好きなアニメに対して自信を持つことだと思う。

アニメみたいなダメなものを好きな自分は、ダメな人間なんだよなあ・・・という自虐的な思考で自分を笑っていないで、アニメは素晴らしい文化であり、それを見つけた自分はほかの誰よりも先見の明があったんだと、もっと自信を持つべきだ。

そして、自己改革すべきだと思う。アニオタが世間から嫌われる一番の理由は、アニメが好きだから・・・ではなく、はたから見て気持ち悪い格好をしているからだ。アニメが好きなこと自体を世間は責めたりはしていない。

逆にアニオタが、服装に無頓着な傾向があるとすれば、それはやはり自分に自信がないからだ。自分はダメな人間だから何を着たって一緒だよなあ・・・とどこかあきらめていて、自分が他人から見られていることをなるべく考えないようにして生活しているからそうなる。

その意識改善から始めるべきだと思う。生活の見直しから始めて、その上で、押しつけにならない範囲で、他人にアニメのすばらしさを語っていく人間にならなければダメだ。

まず最初に、アニメ感想サイトは、アニメのダメな部分を見つけて揚げ足取りみたいにして笑いものにする言動を慎むことから始めるべきではないかと思う。そんなことをしても、制作サイドにはなんの参考にもならない。

もちろん、作品にはダメな部分も当然ある。それを指摘するのはかまわないが、だったらそれをどういう風に直して欲しいのか、具体的なプランを出すべきだと思う。自分はどういう作品を見たいのか、それをまず訴えるべきではないのか?

アニメ感想サイトは、小中学生にも読まれていることをきちんと意識した上で、自分は小学生に見せても恥ずかしくない文章を書いているだろうか? とまず考えてみて欲しいと思う。