星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「宇宙戦士バルディオス」第5話

第5話「甦える復讐者」

こちらも視聴は中学の時以来なんだけれど、「赤毛のアン」と違って、時を越えられないのが悲しい。どう見ても古くさいから、見ていて恥ずかしい。とは言え、DVDを買ってしまったので、一応、最後まで見るつもり。オススメはしませんから、念のため。

自分の国がアルデバランの攻撃にやられて全滅してしまったので、復讐心に駆られた隊員が、キャタレンジャーに勝手に乗り込んで出撃してしまった。まあ、無事に済んだからよかったけれど、勝手に出撃したかどで捕まったから、何らかの処分は下されるだろうと思ったけれど、いきなり「死刑です」と言われて、本当に処刑されちゃったのにびっくりした。

国際連盟、容赦ないなあ。その処分に納得がいかないマリンが、「俺も死刑にしてみろ!」とばかりに暴れたけれど、彼は彼で、バルディオスに乗れる大事な人材だから、処分はされずに、戦いに行きなさい・・・と諭される話。

マリンがせっかく助けようとした命が、むなしく救えずに終わるわけだけれど、彼が「家族からもらったんだ・・・」と言っていた形見のネックレスが、クインシュタイン博士の手からぽとりと床に落ちて、「たった今、処刑が済んだところです」というのを表現したのが、懐かしい描写だなあ、という感じがした。最近のアニメじゃ、あんまりみないような気がするというか、やったらギャグになっちゃうと言うか・・・。

よく伝わるのが、マリンがとても優しい人だと言うこと。彼のためにそこまでやるのか〜と言う部分に、ちょっと惹かれるものがあります。いい人だなあ、と思う。ジェミーじゃなくても、惚れるのがわかる気がして、昔の自分が彼のファンだったことになんとなく納得したかも。

ちなみに、処刑された・・・という部分には、もうちょい引っかけがあって、冷凍保存しただけだから、いつの日かよみがえるでしょう・・・という落ちもあったんだけれど、冷凍保存・・・というネタが、なんだかすごいなあ、と思いました。